◆12月27日 「先日ローマでセンシ会長と中田について話し合い、もし中田を放出するとしたら、ローマに優先権を与えるとは約束した。これは公に認める。私は今でもローマを愛しているし、ローマのサポーターからも、ガウッチはいい贈り物をしてくれたと感 ... 続きを読む »
イタリア通信084:中田移籍問題・第一幕 (12.1999)
イタリア通信083:中堅クラブの未来(3)バーリ (12.1999)
12月19日のセリエA第14節、最大の話題となったのは、バーリがインテルを2-1で破った一戦だった。 この日のバーリは、主力のFW3人(マシンガ、オズマノフスキー、スピネージ)を故障で欠くという「非常事態」。ファシェッティ監督は、やむを得ず ... 続きを読む »
イタリア通信082:ずぶ濡れの兎 (12.1999)
1. 約束 「リッピがインテルに来てすぐに、一度呼ばれて2人きりで話をした。彼の考えるインテルにとってぼくは重要な選手であり、レギュラーとして起用するつもりだ、というのがその時の話だった。でも、ご覧の通り事情は大きく変わってしまったようだ。 ... 続きを読む »
イタリア通信081:コッパ・イタリアの危機 (12.1999)
今週を最後に、欧州カップは「冬の陣」を終えて、2月末に再開する「春の陣」まで3ヶ月近い冬休みに入る。これでやっとセリエAのビッグクラブもカンピオナートに集中できる体制になった…かというと、そんなことはない。コッパ・イタリアの試合が、週半ばに ... 続きを読む »
イタリア通信080:ボスマン裁定と若い才能の海外流出 (11.1999)
11月24日に行われたチャンピオンズ・リーグのチェルシー-フェイエノールト戦、チェルシーは後半43分、サムエレ・ダッラ・ボーナという聞き慣れない名前のイタリア人選手を交代出場でピッチに送った。 読者の皆さんならもうご存じの通り、ヴィアッリ監 ... 続きを読む »
イタリア通信079:ゾフ監督の「実験」 (11.1999)
イタリア代表が深刻な不調にあえいでいる。11月13日にレッチェで行われたベルギーとの親善試合を1-3で落とし、9月のデンマーク戦に続き15年ぶり(史上3度目)のホーム2連敗。1999年の通算成績も9試合で2勝5分2敗、しかも過去4試合は2分 ... 続きを読む »
イタリア通信077:中堅クラブの未来(2) (11.1999)
「プロサッカーのビジネス化」への急速な流れにキャッチアップできず、セリエAとBを往復する地方の「弱小クラブ」のグループに飲み込まれつつある「中堅クラブ」に未来はあるか!?というのが、9月に書いた本稿(1)での話だった。今回は、その続編。1回 ... 続きを読む »
イタリア通信076:トラパットーニの賭け (10.1999)
◆10/24(日) 「私の進退をクラブに預ける。もしクラブが適切な代役を用意しているのなら、すぐに身を引いても構わない。フィオレンティーナは病んでいる。強力な抗生物質による治療が必要だ。毎試合毎試合、つまらないミスや不注意で試合を落とし続け ... 続きを読む »