ヨーロッパの他の国々ではリーグ戦の決着がつきつつある今日この頃だが、セリエAはまだ4試合残っている。シーズンが終わるのは、例年より1ヶ月も遅い6月17日だ。 スクデット争いの行方は、読者の皆さんならすでにご承知の通り。首位ローマ(67ポイン ... 続きを読む »
イタリア通信131:落日のミラノ(ロッソネーロ編) (17.05.2001)
イタリア通信130:消えたEU外選手規制枠の謎(後編) (05.2001)
(前編より続く) 果たしてミランは、「セリエC1のクラブにEU外選手の登録を認めないのは、外国人労働者の差別を禁じた98年の大統領令に反する」と認めたレッジョ・エミーリア裁判所の判決の出た翌日、「この判決が出た以上、セリエA、BのEU外選手 ... 続きを読む »
イタリア通信129:消えたEU外選手規制枠の謎(前編) (05.2001)
日曜日のユヴェントス-ローマでの中田の活躍は素晴らしかった。いうまでもないことだが、あれだけ難しい局面で途中出場し、試合の流れを180度変える決定的な働きをみせるというのは、並大抵のことではない。 イタリアの新聞も、それから2日間は中田づく ... 続きを読む »
イタリア通信128:クラブと代理人の奇妙な関係 (05.2001)
前回、移籍ビジネスについての話の中で、Geaという会社のことをちょっとだけ取り上げた。サッカー選手の肖像権管理を専門とするエージェンシーで、その経営陣は大物実業家の子弟という、いわば“代理人業界のニューウェーブ”である。 この会社が、昨年の ... 続きを読む »
イタリア通信127:移籍ビジネスあれこれ (05.2001)
昨年9月、この連載で2回に渡って欧州サッカー界の移籍金制度改革問題について取り上げた(バックナンバー108~109参照)。当時、年内にも合意に達するという話になっていたEUとFIFAの間のネゴシエーションは、結局2001年にずれ込み、3月に ... 続きを読む »
イタリア通信126:フィオレンティーナとローマが月曜に戦った理由 (04.2001)
「問題は、首位を走っているときには、たった1試合落としただけで、心理状態ががらっと変わってしまう可能性があるということだ。もうほとんど手に入れていたはずのタイトルが逃げてしまうかもしれない、という不安が心の中で膨らんで、これまで支えになって ... 続きを読む »
イタリア通信125:「海外移籍」を妨げるもの (04.2001)
インターネットを通して日本の情報に触れていて、このところ(つまりアウェイで0-5の大敗を喫したフランス戦の後)改めてよく目にするのが、日本代表のプレーヤーにはもっと海外(特にヨーロッパ)でプレーする経験が必要だ、という議論である。 それを読 ... 続きを読む »
イタリア通信124:ACミランと「自由の家」(後編) (03.2001)
さて、ミランの監督交代にまつわる話題の続きである。 ミランのシルヴィオ・ベルルスコーニ会長が、アルベルト・ザッケローニ監督に対して強い反感を持っていることは、かなり以前から広く知られていたことだ。 2年前の98/99シーズン、ミランが強 ... 続きを読む »