先日、西村編集長から「中田の件について書いてみたら…」というご提案をいただいた。そのとき最初に思ったのは、はて、最近中田に関して何か話題になるような「件」があっただろうか、最近は試合にもほとんど出ていないし…、ということだったのだが、ふと、 ... 続きを読む »
イタリア通信114:中田英寿をどう読むか? (11.2000)
イタリア通信113:もう一度ミハイロヴィッチについて (10.2000)
前回の記事を読んだ読者の方から、ミハイロヴィッチ対する「ジプシー呼ばわり」を人種差別行為だと認めているにもかかわらず、彼のヴィエイラに対する発言だけを「決して許されるべきことではない」としているのは矛盾であり、ユーゴ人選手に対する人種差別行 ... 続きを読む »
イタリア通信112:ミハイロヴィッチの醜態 (10.2000)
10月17日にローマのスタディオ・オリンピコで行われたチャンピオンズ・リーグのラツィオvsアーセナル戦。TV中継を観た方は気づいたかもしれないが、アーセナルの黒人選手(ヴィエイラ、カヌー、アンリ)がボールを持つたびに、クルヴァ・ノルド(北側 ... 続きを読む »
イタリア通信111:リッピ解任とセリエAの空気 (10.2000)
「こんな、戦う意志がかけらもないチームを率いていることが恥ずかしい。こんなことが起こる理由は2つしか考えられない。ひとつは選手たちがもはや監督を信頼していないから。もしそうなら選手たちはさっさと会長のところに行ってそう言うべきだ。 もしそう ... 続きを読む »
イタリア通信110:ゼーマンの憂鬱 (09.2000)
ナポリが2年ぶりにセリエAに戻ってきた。しかも監督は、攻撃一筋のスペクタクルな4-3-3ゾーンサッカーで知られるズデネク・ゼーマンだ。ナポリとゼーマン。「危険なアウトサイダー」同士ともいえるこの組み合わせに、心を躍らせているファンの方も少な ... 続きを読む »
イタリア通信109:移籍金制度の行方 (09.2000)
前回お伝えした移籍金問題の続きである。EUの「移籍金制度見直し勧告」に対して、9月1日にFIFAが独自に策定した改革案を提出し、それをきっかけに、それまで知らんぷりを決め込んでいた欧州サッカー界(UEFAや欧州各国のプロリーグ)があわてて動 ... 続きを読む »
イタリア通信108:大地震の予感 (09.2000)
欧州サッカー界に大地震の予感が漂っている。場合によっては、96年のボスマン裁定以上の激震になるかもしれない。震源地は、4年前と同様、欧州共同体(EU)。今回槍玉に挙がっているのは、プロサッカー選手の移籍制度である。 続きを読む »
イタリア通信107:トラップの描くアズーリ像 (09.2000)
イタリアが危うく優勝してしまうところだった欧州選手権から2ヶ月、ヨーロッパは早くも2002年日韓W杯を目指した予選に突入しようとしている。 当初の最低目標であったベスト4に(相手に恵まれたとはいえ)楽々とたどり着き、準決勝では明らかに ... 続きを読む »