チャンピオンズ・リーグ決勝を最後にクラブサッカー・シーズンが幕を閉じた5月21日、イタリア代表の最終メンバーが発表された。これでイタリアもやっと「ワールドカップ・モード」に入ったわけだ。 選ばれたメンバーは21+2名(リストはすでにR ... 続きを読む »
イタリア通信014:チェーザレ・マルディーニのチームマネジメント (05.1998)
イタリア通信013:別れの季節 (05.1998)
セリエAは、5月16日に今シーズンの最終節を迎えた。 シーズン最後のゲームは、いつも何かしら「お別れ試合」の要素を帯びるものだ。今年は、まだシーズンも終わらぬこの時点で、ユヴェントス、インテル、ローマ、ラツィオ、バーリの5つを除く、ほとんど ... 続きを読む »
イタリア通信012:インテルの復活 (05.1998)
5月10日のセリエA第33節、ユヴェントスはホームでボローニャを3-2で下し、25回目のスクデット(セリエA優勝)を勝ち取った。’94年に、ジラウド代表、ベッテガ副会長、モッジディレクター、リッピ監督という現体制になってから、4 ... 続きを読む »
イタリア通信011:サッカーくじとスポーツの自治 (05.1998)
日本でもやっとサッカーくじが実現しそうな雲行きである。そこで今回は、イタリアのサッカーくじの概略について取り上げてみたい。 イタリアのサッカーくじといえば、誰もが思い浮かべるのが「トトカルチョ」という言葉。世界中でサッカーくじの代名詞になっ ... 続きを読む »
イタリア通信010:ラツィオの株式公開 (05.1998)
イタリアは今、今シーズンの優勝を賭けたユヴェントス-インテル戦(4/26・1-0でユーヴェの勝利)での審判の判定を巡り、政治家まで巻き込んだ喧々囂々の大論争で揺れている。 すっかりその影に隠れた形になってしまったが、試合の翌日、27日には、 ... 続きを読む »
イタリア通信009:ふたつのイタリアサッカー(2) (05.1998)
イタリアサッカーの戦術的流れは、「カテナッチョ」から続く、リベロを置いた伝統的なディフェンシヴ・サッカーと、元イタリア代表監督サッキ(来季はアトレティコ・マドリッド監督就任濃厚)の流れを組む、ゾーン・ディフェンスをベースにしたサッカーに二分 ... 続きを読む »
イタリア通信008:ふたつのイタリアサッカー(1) (05.1998)
サッカーには国民性が反映する、とよくいわれる。ルールが世界共通であるにもかかわらず、というよりもまさにそれゆえに、このゲームをどう理解・解釈し、どのような戦術・プレーを選ぶかという方法論には、個々の国々の歴史・社会・文化が刻印されるのだ。 ... 続きを読む »
イタリア通信007:もうひとつの「スクデット」争い (04.1998)
6月にW杯を控え、セリエAはすでに例年より早く終盤戦に突入している。4月5日の第28節、1位のユヴェントスがわずか2ポイント差に迫っていた3位のラツィオを敵地での直接対決で下し(1-0)、2位のインテルも絶不調のサンプドリアをホームで 3- ... 続きを読む »